ロプロプの手の内腹の内。
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学芸大には、ポルカドットという団体があります。ロプロプととても良く似たコンセプトで活動しています。
私が、ポルカドットの存在を知ってたら、ロプロプを設立してはいなかったでしょう。
どんな団体かと言うと、美術科のデザインの先生が主催する団体なのですが、早い話が雑貨を作って売っちゃう団体です。
きのうその先生とお話する機会があり、ポルカドットのコンセプトと、目指す方向について、参考になるかと思って訊いてみました。
なかなか参考になったので、ここで紹介したいと思います。
***
コンセプトについて
物を作って売るという活動は、学生に出来る最大の他者との関わりです。
社会と触れ合う機会というのは、学生にとってそれほど多いわけではありません。
作りたい!という衝動だけで作っても、売れたり売れなかったりします。
それはなぜかと考えることが、すごくいい考え方のトレーニングになるのです。考える事と、行う事は、ある一定のサイクルをもって行う必要があります。それは自分のペースでいいのです。でも、片方に偏ってしまうと、風通しが悪くなり、思考が滞ってしまいます。なので、売るものを作る機会を時々与えてやる事が、良い刺激になるのです。
また、上下のつながりも重要です。例えば、シルクスクリーンの技術を習得したいけど、先生が一人一人教えるには時間がかかりすぎる。
で、一人先輩に教えておけば、それを後輩に、また後輩に、と伝えていく事が出来るのです。
***
・・・どうでしょう?なんか、ロプロプとほとんど同じじゃないですか?
やってる事自体は。私がやりたかったことを、きれいな言葉に直してもらえて、おお!って感じです。
***
今後について
今後は、ポルカを卒業した人の中から、”スター”が出ればいいなと思っています。
そうやって、社会にとって優秀な人材を輩出する事ができれば、
教育者として、大学として、成功だと思います。
大学にとって学生は「商品」です。
いい商品をたくさん作る事が出来るのがいい大学と言えます。
それが伝統となり、格となります。
ポルカドットには、OB,OGの参加も多いのです。
卒業して就職し、「売れるデザイン」にどっぷり使ってしまった後も、
最初の「作りたいから作る」の精神をもった若い学生たちを
うらやましそうに見ています。そういう気持ちを忘れないためにも、
お互いにとっていい刺激になると思うのです。
***
なるほど、自分が「商品」となっている今、私には無かった視点だと思いました。教員という立場に立って、持ちえる視点ではないでしょうか。しかしまあ、ロプロプはサークルなので、ここまで教育的意義みたいな風に考える必要は無いかもしれません。でも、こういう風にみると、なんか自分のやってる事は無駄な事じゃないんだ、と思えて嬉しいなー。なんて。
ロプロプが、今後はそういう「格」のあるサークルになり、
「ロプロプ出身」って、まじ?すげー!みたいな(どんなサークルだ)
のになればいいなー!
私が、ポルカドットの存在を知ってたら、ロプロプを設立してはいなかったでしょう。
どんな団体かと言うと、美術科のデザインの先生が主催する団体なのですが、早い話が雑貨を作って売っちゃう団体です。
きのうその先生とお話する機会があり、ポルカドットのコンセプトと、目指す方向について、参考になるかと思って訊いてみました。
なかなか参考になったので、ここで紹介したいと思います。
***
コンセプトについて
物を作って売るという活動は、学生に出来る最大の他者との関わりです。
社会と触れ合う機会というのは、学生にとってそれほど多いわけではありません。
作りたい!という衝動だけで作っても、売れたり売れなかったりします。
それはなぜかと考えることが、すごくいい考え方のトレーニングになるのです。考える事と、行う事は、ある一定のサイクルをもって行う必要があります。それは自分のペースでいいのです。でも、片方に偏ってしまうと、風通しが悪くなり、思考が滞ってしまいます。なので、売るものを作る機会を時々与えてやる事が、良い刺激になるのです。
また、上下のつながりも重要です。例えば、シルクスクリーンの技術を習得したいけど、先生が一人一人教えるには時間がかかりすぎる。
で、一人先輩に教えておけば、それを後輩に、また後輩に、と伝えていく事が出来るのです。
***
・・・どうでしょう?なんか、ロプロプとほとんど同じじゃないですか?
やってる事自体は。私がやりたかったことを、きれいな言葉に直してもらえて、おお!って感じです。
***
今後について
今後は、ポルカを卒業した人の中から、”スター”が出ればいいなと思っています。
そうやって、社会にとって優秀な人材を輩出する事ができれば、
教育者として、大学として、成功だと思います。
大学にとって学生は「商品」です。
いい商品をたくさん作る事が出来るのがいい大学と言えます。
それが伝統となり、格となります。
ポルカドットには、OB,OGの参加も多いのです。
卒業して就職し、「売れるデザイン」にどっぷり使ってしまった後も、
最初の「作りたいから作る」の精神をもった若い学生たちを
うらやましそうに見ています。そういう気持ちを忘れないためにも、
お互いにとっていい刺激になると思うのです。
***
なるほど、自分が「商品」となっている今、私には無かった視点だと思いました。教員という立場に立って、持ちえる視点ではないでしょうか。しかしまあ、ロプロプはサークルなので、ここまで教育的意義みたいな風に考える必要は無いかもしれません。でも、こういう風にみると、なんか自分のやってる事は無駄な事じゃないんだ、と思えて嬉しいなー。なんて。
ロプロプが、今後はそういう「格」のあるサークルになり、
「ロプロプ出身」って、まじ?すげー!みたいな(どんなサークルだ)
のになればいいなー!
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